診療内容

こぶ・しこり外来(腫瘍外来)
身体にできた「こぶ」「しこり」でお悩みの方へ
身体にできるしこり・こぶには、痛みがある場合とない場合があり、大きさも米粒程度からピンポン玉ほどまで、さまざまです。
多くは ガングリオン・粉瘤(アテローム)・脂肪腫 など良性のものですが、ごくまれに悪性腫瘍(がん) の可能性もあります。
よくある「こぶ」「しこり」の種類
- ガングリオン(手首や指まわりにできやすい関節のこぶ)
- 粉瘤(アテローム)(皮膚の下に袋状にたまる良性腫瘤)
- 脂肪腫(やわらかい脂肪のかたまり)
まれですが、骨軟部悪性腫瘍(肉腫)という深刻な「こぶ」「しこり」の場合もあります。
院長の専門は「骨腫瘍・軟部腫瘍(肉腫)」

開業前は、東京の癌研究会付属病院や名古屋市立大学で、整形外科医として「骨軟部の悪性腫瘍」である肉腫の治療を専門としていました。
診療しながら何度も感じたことは「もっと早く診断がついて、治療が開始できていれば…」ということです。
多種多様な「こぶ」「しこり」に対し、専門医としてのこれまでの経験を活かし、早期に正確な診断を行ってまいります。
珍しい病気だからこそ「早期診断」が重要
整形外科の「こぶ」「しこり」(=骨軟部腫瘍)の治療の問題点のひとつとして、「身体にこぶ・しこりができたが、痛くないので様子を見ていこう」という問題があります。
悪性の骨軟部腫瘍でも初期の症状は、痛みのないこぶ・しこりがほとんどです。痛みがないこぶ・しこり=良性腫瘍ではありません。数年前からある、あまり大きくならず、かつ痛みのないこぶ・しこりが、調べてみたら悪性腫瘍だったという例もあります。
痛みを伴うこぶ・しこりだけでなく、痛みがないこぶ・しこりについてもご相談いただければと思います。特に、痛みのないこぶ・しこりが、徐々に大きくなっている場合は、早めの受診をおすすめします。
「こぶ」「しこり」を診断するために必要な検査
肉腫は非常にまれな病気ですが、「肉腫ではないこと」を確かめること自体が重要です。
当院では
- 触診
- 超音波(エコー)
- レントゲン
- 必要に応じてMRI
を用いて、腫瘍の性質を評価します。
当院では限られた小手術のみを行い、大がかりな手術や抗がん剤治療などを行うことはありませんが、早期発見・早期治療のための“診断”を重視しています。
確定診断のための組織診断(顕微鏡で腫瘍を検査する)や治療の必要がある場合は、信頼できる専門施設をご紹介いたしますので、ご安心ください。
こぶやしこりは何科を受診すればよいですか?
当院では、筋肉や骨・関節に関わるしこりを中心に診察しております。
しこりの部位や性質によっては、皮膚科や形成外科が適している場合もあります。また、首のしこりやリンパ節の腫れについては、必要に応じて内科や耳鼻咽喉科をご案内することもあります。
必要に応じて適切な専門科をご案内いたしますので、まずはご相談ください。
受診の目安(こんな時はご相談ください)
- 2週間以上しこりが消えない
- 痛みはないのに徐々に大きくなってきている
- 赤み・熱感・腫れがある
- ご家族に腫瘍の既往がある
「痛くないから大丈夫」と思いがちですが、“痛くないまま大きくなるしこり”こそ注意が必要です。気になる場合は、ぜひご相談ください。
よくあるご質問
しこりは放置しても大丈夫ですか?
良性のことも多いですが、中には悪性の腫瘍が隠れている場合があります。2週間以上続く・大きくなるしこりは受診をおすすめします。
痛みがない場合も診察すべきですか?
痛みがなくても脂肪腫・粉瘤・腫瘍などの可能性があります。
自己判断せず一度検査を受けてください。
どんな検査をしますか?
触診・超音波(エコー)・レントゲン、必要に応じてMRI検査を行い、しこりの性質を評価します。
治療方法は?手術が必要ですか?
経過観察で良い場合もありますし、切除手術が必要な場合もあります。
当院では小手術のみ行っておりますが、外来で治療可能なケース〜専門病院での手術が必要なケースまで、適切な施設をご紹介します。
まずはお気軽にご相談ください
身体にできた「こぶ」「しこり」は、良性であっても不安の大きい症状です。
「これは放置してよいものなのか?」「受診すべきものか?」と悩まれる方も多くおられます。
当院では、しこりの性質を見極め、必要な場合は適切な専門機関と連携して治療を進めてまいります。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。